〔2020/8/31〕モビルス、セブン銀行の住所変更手続き無人化実証実験に参画

 モビルス(本社:東京都品川区、石井智宏社長)は、セブン銀行が行うAIチャットボットとRPA連携による住所変更手続き無人化の実証実験に参画したことを発表した。
 本実証実験は、セブン銀行のWebサイト上に設置しているモビルスのチャットシステム「mobiAgent」とUiPath(本社:東京都千代田区、長谷川康一社長)の自社クラウドサービスで提供するRPAプラットフォーム「UiPath Automation Cloud」の管理機能「クラウド版Orchestrator」を連携し、オペレーターを介さずすべてチャット上で本人確認から住所変更手続きまで完了できるようにするもの。
 従来の主な住所変更手続き方法は、テレホンセンターでのオペレーターによる対応と、ダイレクトバンキングのマイページでのオンライン手続きであった。テレホンセンターでの対応は、オペレーターによる本人確認と住所変更登録作業を行うため、対応時間はオペレーターで対応している時間帯に制限されていた。
 今回、チャットボットとRPAとの連携により、登録業務が自動化され、テレホンセンターのオペレーター対応時間外であっても24時間住所変更手続きが行える。オペレーターによる本人確認も自動化しているため、顧客は好きなタイミングで気軽に住所変更ができるようになり、利便性が向上する。また、オペレーターの業務効率化を図ることができる。
 今回の実証実験では、操作のしやすさや処理時間、セキュリティ面などを検証し、その後の本導入を目指す。


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