〔2020/9/30〕TMJ、AIによる自動分類とテキストマイニングを組み合わせたAI-VOC分析サービスを提供開始

 TMJ(本社:東京都新宿区、丸山英毅社長)は、AIによる自動分類技術と、従来からの分析手法であるテキストマイニングを組み合わせた「AI-VOC分析サービス」の提供を開始した。
 コールセンター業界では、日々多くの顧客接点の中で生まれる音声データのテキスト化技術が既に広く利用されている。しかし、大量のテキストデータから的確かつ必要な情報を抽出・チェックするには、経験を積んだスタッフの高度な目利きが求められるとともにデータ処理・分析を高頻度で実施する必要がある。このように企業戦略策定や他業務への展開などをするには高いハードルがある中、TMJでは機械学習でテキスト分類の精度を高める検証を2016年より実施。以後、コールセンターでのVOC分析による戦略策定への活用や、大量文章の校閲業務の受託など、多くの実務経験を積んできた。この度その効果と幅広い業界への展開が可能であると判断し、本格的なサービス化をすることとなった。
 TMJは今回、同社のAI自動分類とテキストマイニング技術に加え、分析ノウハウを提供・支援するサービスを開始した。例えば、膨大なVOCをテキスト化させたうえで「コンタクトセンターに関する課題か」「継続顧客か否か」「プラスのご意見か、マイナスのご意見か」などのジャンル別にAIが自動分類。仕分けされたVOCから傾向分析~仮説検証を進め、VOCの真因を効率よく導き出す。また、「分析」のみに留まらず、その後の改善実行までを伴走することが可能。
 サービス内容は、要件定義、データ分類モデル作成、テキストマイニング(2回)、データ分類モデル修正、分析・報告書作成で、価格は260万円。標準パッケージ以上の分析実施の場合は別途見積り。


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