〔2020/11/10〕アドバンスト・メディア、AmiVoice Communication SuiteとリンクのBIZTELとが連携強化
アドバンスト・メディアのコンタクトセンター向けAI音声認識ソリューション「AmiVoice Communication Suite」と社リンク(本社:東京都港区、岡田元治社長)の「BIZTEL」が連携を強化した。フルクラウド構成で、従来よりも短期間・低コストでのサービス提供を実現する。
AmiVoice Communication Suiteは、300社を超える導入実績を誇るコンタクトセンター業界シェアNo.1のAI音声認識ソリューション。通話内容の即時テキスト化や感情解析をはじめ、音声認識をベースとしたさまざまな機能を提供しており、対応品質と顧客満足度の向上を支援する。
BIZTELは、クラウド型テレフォニーサービスのパイオニアとして、企業向けインターネット電話サービスを幅広く展開している。インターネットとPCさえあればコンタクトセンターが構築できる「BIZTEL コールセンター」や、スマートフォンの内線化が手軽に行える「BIZTEL モバイル」など、クラウドの強みを最大限に活かしたサービスラインナップが特長。
両システムを連携して利用することで、BIZTELのユーザーはリアルタイムでの音声テキスト化や、問い合わせに対するFAQ支援、応対品質の自動評価など、多彩な機能が活用できる。
これまでAmiVoice Communication SuiteとBIZTELの連携機能を使用する場合、それぞれのシステムに対してVPNで接続することが必須であった。また、BIZTELのデータセンターに音声認識システムで利用する通話データを保存するための物理サーバを設置する必要があり、そのための時間やユーザーへのコスト負担も発生していた。
この度の連携強化で、両システムの連携時の構成を一新しこれらの課題を解決した。VPNだけでなくインターネットでの接続による音声認識が可能になるほか、専用物理サーバの設置が不要になり、「フルクラウド構成」による効率的な連携が実現する。
ユーザーは、VPNや物理サーバの設置にかかっていた期間・コストの削減ができるため、コールセンターシステムとAI音声認識ソリューションの連携によるさまざまな機能を、従来よりも短納期・低コストで利用することが可能。また、連携が手軽に行えるようになったことで、平常時のオフィス利用はもちろん、予期せぬ事態が起きた際に在宅・サテライトオフィス勤務による臨時センターを開設するといったケースにおいてもスピーディーに両システムを導入することができる。