〔2020/11/18〕SCSKサービスウェア、チャットボット導入・運用パッケージ「エージェントFAQ Lite Powered by Desse」を提供開始

 SCSKサービスウェア(本社:東京都江東区、清水康司社長)は、コンタクトセンターなどでの顧客対応業務向けに、チャットボットを迅速に導入し、継続的なメンテナンスで回答精度を高めるチャットボット導入・運用パッケージ「エージェントFAQ Lite Powered by Desse」の提供を開始した。
 エージェントFAQ Lite Powered by Desseは、SCSKのAIチャットボット「Desse(デッセ)」を活用したサービス。
 導入にあたって必要となる知識データベースの初期構築では、チャットボットの受け答えに向いているQA(質問と回答の組み合わせデータ)を限定することで、チャットボットの迅速な導入を実現する。さらに、運用開始後のメンテナンスを通じてQAを追加し、継続的に回答精度を高める。この一連のプロセスを、コンタクトセンター運営で培った経験とノウハウをもとに、SCSKサービスウェアがサポートする。
 また、顧客対応のオペレーターが、想定シナリオをもとに顧客の置かれた状況を1つひとつ確認するのと同様の機能となる、スロットフィリング機能を搭載。回答に必要な情報(スロット)を顧客と対話しながら聞き返し、条件を満たすと(フィリング)回答することで、顧客が早く回答にたどり着けるようにする。
 システムは、複数の企業やサービスがひとつのサーバー・チャットボットエンジンをシェアする形となり、環境構築にかかる期間とコストを抑える。ただし、知識データベースは独立し、お互いを干渉することはない。 
 SCSKサービスウェアは、今後3年間でエージェントFAQ Lite Powered by Desseを30社へ提供することを目指す。


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