〔2010/7/29〕東芝ソリューション、グリコグループ2社にコンタクトセンターソリューションを納入
東芝ソリューションは、食品・消費財メーカー向けコンタクトセンターソリューション「CT-SQUARE FX」を、江崎グリコおよび、グリコグループで育児用粉ミルクの製造販売をしているアイクレオに納入した。
本システムでは、グループ会社間でインフラやデータベースを共用するなど、両社がお客様相談室システムを共通で利用できる機能を持つ。各社のセキュリティレベルを保持しつつ、2社で同一のシステムを利用することにより、資源の共用化や初期導入コストの低減、保守・管理の一本化による運用コストの低減を実現する。
CT-SQUARE FXの主な特長は、受付画面の操作性向上、受付情報のスムーズな他部門連携機能により、顧客対応スピード向上・対応力の強化を促進。また受付情報やエスカレーション情報の一元管理により、応対状況や応対結果の即時確認やフィードバックが可能となり、高品質な顧客対応をサポートする。また、各トランザクション(案件)を識別コードにより管理し、参照可否を判断することで、自社で登録されたトランザクション情報のみ参照が可能。各社のセキュリティレベルを保ちつつ、インフラやデータベースなど資源の共用化を実現したことで、情報の分散によるリスクを回避できる。さらに、品質情報管理機能や類似情報参照機能など、食品・消費財メーカー向けパッケージであるCT-SQUARE FXの標準機能を利用することで、受付画面のノンカスタマイズでの運用を実現。
CT-SQUARE FXは、2008年10月の販売開始以来、複数の食品・消費財メーカーへの導入実績があるパッケージソフト。東芝ソリューションでは、今後もさまざまな食品・消費財メーカーへ、本システムを提案していくという。