〔2020/12/22〕シンプレクス、松井証券と在宅勤務・在宅コンタクトセンター向け「不正検知AIソリューション」の実証実験を共同実施

 シンプレクス(本社:東京都港区、金子英樹社長)は、松井証券のリモートワーク環境の向上に向けて、不正検知AIソリューション「Deep Percept for remote work」(特許出願中)の実証実験を共同実施することになったことを発表した。
 金融機関として高い情報セキュリティレベルが求められる中、松井証券では、コロナ禍におけるリモートワーク環境の向上に向けて、在宅勤務・在宅コンタクトセンター業務におけるセキュリティ強化に取り組んでいる。この取り組みの一環として、松井証券は、従業員のプライバシー保護を考慮した業務モニタリングの実現を目指して、不正検知AIソリューションの実証実験の実施を決定した。
 本案件では、モーション分析エンジンによる的確な業務モニタリング機能に加え、早期導入実現に向けたシンプレクスの対応力、並びに、定期的なアップデートによる本ソリューションの機能拡充方針などが松井証券に評価され、Deep Percept for remote workの実証実験に至った。
 Deep Percept for remote workは、在宅勤務/在宅コンタクトセンター業務における従業員のプライバシー保護を考慮した、新たなAI不正検知ソリューション。シンプレクスグループのAI企業であるDeep Percept(ディープパーセプト)が開発・提供している。AIを搭載した認証機能により、撮影機器を用いた個人情報画面の撮影など、従業員(本人)および第三者による盗撮を検知する。また、本人がリモートワーク用の端末を使用しているか自動で認証すると共に、第三者による覗き見を検知する。管理者は、盗撮チェック・本人チェック・第三者チェック・覗き見チェック機能において、異常検知に関するさまざまな制御アクションをリモートで一括設定できる。例えば、本人以外が該当デバイスを触った場合の制御設定として、警告、フィルター発動、ログアウトから選択できる。きめ細やかな設定に対応することにより、従業員のプライバシー保護を考慮した業務モニタリングを支援する。


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