〔2021/1/19〕テクマトリックス、従業員のコンディションと生産性の関係性について研究を開始

 テクマトリックスは、ヒューマンキャピタルテクノロジー、SBI証券と共同で、コンタクトセンターにおける従業員のコンディションと生産性の相関関係についての研究を開始することを発表した。
 コロナ禍により働き方や人との接し方に大きな変化が起きるなか、心身のコンディションが不調になる従業員も増えてきている。従業員のコンディションと生産性とは、一般的には相関関係があると考えられているが、データに基づいた検証例は少ないのが実態。
 そこで、今回、SBI証券のコンタクトセンターに勤務する従業員を対象としてコンディションデータと生産性データを収集し、両データのクロス集計や分析をすることで、その相関関係を検証する。
 本研究における、生産性を高めるコンディションの調査、或いは、コンディションが生産性に与える影響の調査は、より効率的な働き方や、SDGs目標8「働きがいも経済成長も」の実現に向けた取り組みに活用することができると期待している。また、この研究を契機に、より多くのコンタクトセンターが生産性向上を目的として、従業員の労働環境の改善や不調者へのケアに注力していくことも期待している。なお、本研究は2021年3月まで実施し、終了後は研究結果を発表する予定。


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