〔2021/3/1〕三井倉庫ビジネスパートナーズとSMBCクラウドサインが協働、「紙と電子の契約書の一元管理」を推進

 三井倉庫ホールディングスの子会社である三井倉庫ビジネスパートナーズ(本社:東京都港区、和田泰彦社長、MBP)は、三井住友フィナンシャルグループの子会社であるSMBCクラウドサイン(本社:東京都港区、三嶋英城社長、以下、SMBCCS)と、「紙と電子の契約書一元管理」を目的とした協働を開始したことを発表した。
 新型コロナウィルスの感染症対策として在宅勤務やリモートワークを実現するため、電子契約の利活用が急速に進んでいる。電子契約を活用することで押印のための出社を抑制し、業務効率化が実現できる。
 一方で、電子契約普及の過渡期においては、取引先から紙での契約締結を依頼されることもあり、暫くは紙と電子、両契約書の併存が続くことが想定され、これらを効率的に一元管理するニーズが高まっている。
 MBPとSMBCCSがサービス連携することで、企業は紙の契約書をスキャニングにより電子化し、SMBCクラウドサインにて締結した電子契約と合わせクラウド上で一元的に管理することが可能になる。また、原本となる紙の契約書は倉庫に保管することで、オフィススペースの有効活用に繋がる。
 MBPの提供する「スキャンサービス」では、MBPのイメージングやデータ入力などを実施する専門チームが、書類保管専用施設であるレコードセンターに常駐してスキャン対応する。大切な情報を施設外に持ち出しすることなく、安全にデジタル化処理を行い、電子契約と共に管理をすることが可能。また、「書類保管サービス」では、重要書類や機密文書の取り扱い実績が多数あるハイセキュアな専用施設で預かりし、デジタル化が完了した後の書類はそのままレコードセンターで保管または廃棄が可能となる。文書箱単位・契約書1件単位など企業のニーズに合わせた形態で管理する。全国複数拠点対応・大量保管対応も可能。
 SMBCCSの提供する「SMBCクラウドサイン」は、「紙と印鑑」を「クラウド」に置き換え、契約作業をWebで完結可能なクラウド型電子契約サービス。すべてがクラウド上で完結するため、契約締結のスピード化とコスト削減を実現する。


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