〔2021/3/18〕OKI、加速するコンタクトセンターのDXを実現する「CTstage 7DX」を販売開始

　OKIは、コンタクトセンターシステムで国内シェアNo.1を誇るCTstageの最新モデル｢CTstage 7DX｣の販売を開始した。
　CTstage 7DXは、販売開始以来、25年間CTstageが培ってきた豊富な機能とサポートサービスに加え、コンタクトセンターのDXを実現する新機能を搭載し、顧客の行動様式の変化に対応した「ボイス（音声）／ノンボイス（非音声）統合機能」を備えた新しいコンタクトセンターを実現する。OKIは2020年10月に発表したCTstage Cloudに続き、オンプレミス（自社運用）型のCTstage 7DXを提供することにより、コンタクトセンターのデジタルシフトを目指すクライアント企業のシステム化方針に柔軟に対応する。
　OKIは、企業と消費者とのコミュニケーションスタイルのデジタル化や急激な行動様式の変化、さらには需要変動に伴うオペレーター配置・運用変更に柔軟かつ迅速に対応する本格的なコンタクトセンタークラウドサービスとして、CTstage Cloudの販売を開始した。一方で、基幹となるシステムを自社運用とする考え方も広く定着しており、CTstageの最新機能のオンプレミス型での実現も強く望まれている。CTstage 7DXは、そのようなクライアント企業の要望に応えし、CTstage Cloudのすべての機能をオンプレミスで提供する。
　最大の特長であるボイス（音声）／ノンボイス（非音声）のシステムの統合に加え、事業者自身による各種の設定変更が可能で、需要の変動や取扱品目の変更、さらにはウィズコロナ対応もふまえたオペレーター拠点の分散化・在宅化など、事業環境の変化に対応した最適なコンタクトセンターの構築が可能。また、最新機能を使いこなしてもらうため、運用サポートサービス「トータルサポート」を強化し、従来の問い合わせ受付だけでなく、オンプレミス導入で課題となる保守運用を代行するリモートオペレーションサービスや、クライアント企業とともに運用改善を検討するプロアクティブサポートなどを提供する。これにより、クライアント企業のIT部門における負荷も低減する。
　価格は、ハード（サーバ他）、ソフト込み50席モデルで、2500万円から。同社では、今後3年間で2000セットの販売を目標にしている。