〔2021/4/2〕リンク、カスタマーサクセス活動支援ツール「CustomerCore」にAI 解約予測機能を提供開始
リンク (本社:東京都港区、岡田元治社長)は、カスタマーサクセス活動支援システムとして国内初となるAI解約予測機能を搭載した「CustomerCore」の新バージョン1.2の提供を開始した。
近年、SaaSなどのサブスクリプション型サービスを中心に、多くの企業で「LTV : Life Time Value/顧客生涯価値の最大化」が課題となっている。LTVを最大化するには「解約リスクのある顧客」を特定して能動的なサポートをする事が重要だが、その兆候を把握することは難しく、従来は営業やカスタマーサクセス担当者の経験則に基づいて活動せざるを得なかった。
このような課題を踏まえ、同社の強みの1つである技術力と独自のノウハウをもとに、AIが顧客の解約リスクを自動で予測する機能を開発した。
本機能では、対象となるサービスの利用状況に関するデータや過去の請求データなどをAIが多次元的に分析し、解約リスクを3段階で判定する。日々のアプローチ先の検討時にこの機能の判定結果を活用することによって、より効率的な顧客アプローチが実現する。
CustomerCore は、カスタマーサクセス活動を支援するためのサブスクリプション型のWebシステム。カスタマーサクセスに必要なデータを統合・可視化し、それらのデータをもとに解約や売上拡大につながる顧客の状態変化をシステムが検知し通知することで、プロアクティブな顧客コミュニケーションが実現する。