〔2021/5/27〕日本ブレケケ、ステレオ音声のテキスト化に対応した「Brekeke Recording File Server」の新バージョンを提供開始

 日本ブレケケ(本社:東京都豊島区、山出晋社長)は、Brekeke PBX(Ver 3.10.2.8以降)で録音されたステレオ音声のテキスト化に対応したパッケージソフトウェア「Brekeke Recording File Server」(以下、Brekeke RFS)の新バージョンを2021年6月1日より提供を開始することを発表した。従来のBrekeke RFSではモノラル音声のテキスト化のみ可能であったが、新バージョンではステレオ音声にも対応し、認識結果を話者分離して表示できるようになった。
 従来のバージョンでは、音声認識エンジンを使った通話音声のテキスト化はモノラル音声しかサポートしていなかったため、認識結果は話者が混在した表示となり識別に時間を要した。それに比べ、新バージョンではステレオ音声にも対応し、話者分離された認識結果をチャット形式で表示するので、通話内容の可読性が向上し、確認に要する時間を大幅に削減することができる。音声認識エンジンはGoogle Speech-to-Textをはじめとしたクラウドサービスやオンプレミス向け製品など、さまざまな製品に対応。
 他社製品によっては通話録音装置が異なるメーカーで構成されるケースがあり、その場合の通話音声はPBXに流れた音声のコピー(スイッチのミラーポートから取得が一般的)を取得することになり、暗号化された通話を音声認識にかけるには莫大な費用と複雑な機器構成を余儀なくされる。Brekeke PBXを利用した通話であれば、PBX自身が録音機能を備えているため、Brekeke Phone(Brekeke純正スマートフォン内線アプリケーション)をはじめ、Brekekeコンタクトセンター製品のオペレーター用WebRTC対応WEBブラウザ電話機など、暗号化された通話の録音にも標準で対応している。


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