〔2021/7/12〕アドバンスト・メディア、モビルスのAI電話自動応答システム「MOBI VOICE」がAmiVoice Cloud Platformの音声認識APIを採用

 アドバンスト・メディアは、音声認識開発プラットフォーム「AmiVoice Cloud Platform」にて提供している音声認識APIが、モビルス(本社:東京都品川区、石井智宏社長)のAI電話自動応答システム「MOBI VOICE」の人名カタカナ自動変換に採用された。
 MOBI VOICEは、AIによる音声認識・音声合成エンジンを利用した24時間自動応答が可能な電話自動応答システム。従来利用していた他社の音声認識エンジンでは、人名が漢字変換されるために異なる漢字へ誤変換されることがあった。この度、AmiVoice Cloud Platformにて提供している音声認識APIの人名に特化したカナ変換音声認識エンジンを搭載したことで、設問ごとにカナ変換エンジンの利用を設定できるようになった。「お名前を教えてください」など、人名の回答を促す設問がある場合に利用すると、回答内容がカタカナに変換される。
 AmiVoice Cloud Platformは、クライアントアプリケーションに特別なライブラリを組み込むことなく、簡単に音声認識機能を実装できる音声認識APIサービスを提供している。従来の音声認識開発に要する時間を大幅に短縮し、高い認識精度の音声認識エンジンをスピーディーに組み込むことが可能。また、サービス提供者向け顧客管理機能を搭載しており、利用状況の把握や、音声認識エンジンへの専門用語などの登録をエンドユーザーごとに実施できる。
 AmiVoice Cloud Platformでは標準で13種類の音声認識エンジンを用意しているが、要件に応じた音声認識エンジンのカスタマイズや専用サーバ―での構築も可能。MOBI VOICEとの連携では、人名特化型エンジンを専用サーバ―にて構築している。


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