〔2021/11/18〕トランスコスモスとtranscosmos online communications、新潟県妙高市の市政情報配信などの通報受付におけるLINEの活用を支援

 トランスコスモスとtranscosmos online communications(本社:東京都豊島区、貝塚洋社長)は、2021年10月1日より新潟県妙高市にLINEを活用したDXツール「KANAMETO(カナメト)」を提供し、妙高市におけるLINE公式アカウントを活用したDXの支援を開始した。
 妙高市が2021年10月1日にリニューアルした「妙高市LINE公式アカウント」(アカウント名:妙高市)では、防災、防犯、イベント・施設、新型コロナウイルス感染症などの情報をセグメント配信するほか、居住地域別にごみ収集日を案内する定期配信や、子育て支援、ごみ、移住・定住に関する疑問を解決できるチャットボットを提供している。
 また、市民から道路の破損などに関する通報をLINEから受け付けられるようになった。これまで妙高市では、市民が写真や位置情報を投稿できるシステム「Mレポ」を運用して、道路・防犯灯の不具合に関する情報を収集してきたMレポの利用には、スマートフォンやタブレットの専用アプリをダウンロードする必要があったため、市民にとってより使いやすく身近なサービスとする取り組みが求められていた。そこで妙高市は、月間アクティブユーザー数8,900万人を誇るコミュニケーションアプリ「LINE」に着目し、KANAMETOの「通報ソリューション」を導入することで、LINEを活用した市民からの通報受付を実現した。 
 妙高市LINE公式アカウントの「通報」では、道路の破損や防犯灯の故障、水道管の漏水に関する情報提供を受け付けている。利用者はチャットボット形式の通報シナリオに沿って、不具合箇所の写真や位置情報を送信できるので、通報の精度が高まる。市民にとっては、日頃使い慣れているLINEアプリから、市への通報を完結できるため、利便性が向上した。
 KANAMETOは、トランスコスモスとLINE、セールスフォース・ドットコムの合弁会社であるtranscosmos online communicationsが開発・提供する、LINEを活用したDXツール。住民が求める情報を届けるセグメント配信や、新型コロナウイルスに関連するQAチャットボット提供、防災情報の発信、道路や公園などの不具合の通報受付け、マイナンバーカード交付の窓口予約、チャットによる育児相談など、さまざまな住民サービスのデジタル化に活用されている。


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