〔2021/11/27〕エスプール、大分県中津市へシェアード型BPOセンターを新設

 エスプールは、大分県ならびに大分県中津市に立地表明を行い、同市に隣接する複数の自治体業務を受託するシェアード型のBPOセンターを開設することを発表した。
 同社グループは、複数の企業から複数の業務を集約して受託するシェアード型のBPOセンターを、人口10万人以下の地方都市を中心に全国展開している。昨今では自治体からの業務委託案件も増えており、北海道北見市では、民間企業の採用支援業務および北見市を中心とした広域自治体の行政業務を行う官民一体型のセンターを運営している。同社では、このノウハウを活用し、大分県ならびに大分県中津市に立地表明を行い、同市に広域行政BPOセンターを開設することになった。本開設により、広域行政BPOセンターは5拠点目となる。
 今回新設するセンターは、中津市三光地区にある大型ショッピングモールへの出店となり、地元の主婦を中心に30名の雇用を計画している。同センターでは、中津市が取り組む定住自立圏構想を形成する複数の自治体の行政サービスに関するコールセンターのほか、各種手続きのオンライン化を支援するBPOサービスの提供を予定している。これらの取り組みにより、同地域における自治体 DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進を図るだけでなく、市の垣根を超えた効率的な広域行政アウトソーシングの新たな形として期待されている。


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