〔2021/12/16〕チューリッヒ保険、山梨中央銀行と提携し、口座保有者へテレマーケティングによる保険商品の案内開始

 チューリッヒ保険は、山梨中央銀行と提携し、同行の預金口座を持っている顧客に対し、テレマーケティングによる保険商品の案内を開始した。
 同社は、銀行やクレジットカード会社など多くの会員顧客を持つ企業と提携し、ダイレクトメールを中心とした通信販売やテレマーケティングの手法で傷害保険や医療保険を案内している。これまでに提携した企業は約100社で、このうち銀行との提携は29行目となる。山梨中央銀行では、非対面での接点を拡大したいとの意向があり、電話により保険商品を案内する今回ビジネスの提携に至った。
 テレマーケティングによる保険商品の案内においては、AIを活用したコールセンターでの音声のリアルタイムテキスト化機能を導入し、成約率の向上と苦情リスクの低減を実現しており、昨年からのコロナ禍の中で提携企業から高い関心を持たれている。
 今回の山梨中央銀行との提携では、同行に預金口座を持っている対象の顧客に対し、事前にハガキにより保険商品を案内し、さらに電話にて商品内容の説明を行う。対象の顧客は、申込書を記入することなく電話のみで申し込みが完了できる。月々少額の保険料でケガによる死亡、入院・手術などを手厚く補償するプランや、介護一時金付きプラン、医療補償プランにも加入できる。これにより同行は、窓口におけるコンサルティングに加え、来店の機会が少ない顧客へも保険商品を案内することが可能となり、顧客の利便性とロイヤリティの向上が図られる。


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