〔2022/2/25〕KDDIエボルバ、eKYCとバックオフィスを組合せた「eKYCサービス」を正式リリース

 KDDIエボルバ(本社:東京都新宿区、若槻肇社長)は、オンライン本人確認におけるBPO業務の運営実績・ノウハウを活かしたソリューション「eKYCサービス」を正式リリースした。
 なお、本ソリューションは、Liquid(本社:東京都千代田区、長谷川敬起社長)の「LIQUID eKYC」およびショーケース(本社:東京都港区、永田豊志社長)のカンタンeKYC「ProTech ID Checker」と、KDDIエボルバのバックオフィスセンターの業務設計・運用をハイブリッドに提供するもの。
 eKYCは、犯罪収益移転防止法施行規則改正による郵送書類の本人確認の厳格化以降、お客さま負担の軽減と顧客接点強化によるCX向上、本人確認・審査、書類の管理・廃棄にかかる業務の効率化・コスト削減等を目的とするDX推進に、金融機関を中心に導入・利用が進んだ。
 また、これまで契約・アカウント登録の本人確認を対面や郵送で手続きを行っていた携帯キャリアサービスや、不正アクセスなどのなりすまし防止策が必要なC2Cサービスなどのインターネット取引サービス、顧客接点強化に課題が残るバックオフィスセンターでも需要が高まっている。
 eKYCは、目的や要件を明確化せずに選定・導入した場合に、利便性や品質、運用面の課題が残り、導入メリットの最大化が図れないケースがある。eKYCツールの特性を把握せずに業務設計した場合は想定以上に本人確認に時間がかかり、その結果、顧客の離脱が見込まれ、企業にとっては機会損失につながってしまうことがある。
 KDDIエボルバの「eKYCサービス」は、eKYCのシステム特性を理解した上で本人確認業務の顧客接点からバックオフィスの業務までの全体を設計し、eKYCの導入にかかるさまざまな課題を解消してCX向上とDX推進を実現する。


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