〔2022/3/8〕トランスコスモス、国内最大級のゲームデバッグ事業を展開するデジタルハーツと業務提携

　トランスコスモスは、ゲーム・モバイル・スマートフォン・Webサイトなどのデバッグを提供するデジタルハーツホールディングス（本社：東京都新宿区、二宮康真社長）の子会社であるデジタルハーツと、アジア最大級のゲーム業界向けワンストップソリューションの確立を目的に業務提携契約を締結した。トランスコスモスのマーケティングプランナーがゲーム開発段階から市場のインサイト分析などを用いてプランを策定・実施することで、よりゲームタイトルの世界観を重視した、ファンの期待感を醸成するプロモーションの提供が可能となる。
　デジタルハーツは、ゲームやパチンコ・パチスロに潜む不具合の検出を行うデバッグ事業を展開しており、創業以来蓄積してきたノウハウおよび高品質なサービス提供実績により、国内ゲームメーカーと強固な信頼関係を構築し、品質管理のパートナーとして確固たる地位を確立している。また、グループ会社との連携により、デバッグのみならず、ゲーム開発支援や2D/3Dグラフィック制作、日本最大級の総合ゲーム情報サイト“4Gamer.net”を活用したプロモーション支援など、ゲーム開発を総合的に支援する幅広いサービスを提供していく。
　特に昨今では、新たにグループ会社となった中国を中心とするアジア圏でのマーケティング支援に強みを持つDIGITAL HEARTS CROSS Marketing and Solutions Limited(旧：Metaps Entertainment Limited、「DHX」)と顧客基盤などを共有することで、ゲームメーカーがコンテンツを海外展開する際に必要となる翻訳・LQA、プロモーション活動支援といったグローバルサービスの拡充に注力している。
　一方、トランスコスモスは、デジタルマーケティングやコンタクトセンター運営といった、ユーザー体験の向上を支援するサービスをグローバルに展開している。なかでも、デジタルマーケティングにおいては、SNSを活用した広告運用に強みを有しており、これまで複数のゲームタイトルの国内・海外のプロモーションを担当することで、着実に実績を積んでいる。また、海外展開においても、欧米やアジアを中心に世界30の国と地域、171の拠点を有しており、国内顧客のグローバル展開をサポートできるネットワークを構築している。
　この度の業務提携によりトランスコスモスは、これまでのデジタルマーケティングおよびコンタクトセンター事業によって蓄積された実績・ノウハウ、顧客基盤などを、デジタルハーツが有する日本最大級のゲームデバッグ事業ならびにアジアでの事業基盤と融合させ、国内・海外のゲームメーカーの開発からプロモーション、運営支援まで、業界トップレベルの高い品質で顧客ニーズにあわせ総合的に支援していく。