〔2010/11/29〕日立情報システムズ、クレジットカード総合管理ソリューションを提供開始

 日立情報システムズは、クレジットカードの発行企業や自社発行を予定する企業向けに、クレジットカードシステムの導入支援から構築・運用までワンストップで提供するクレジットカード総合管理ソリューション「Creditα(クレジットアルファ)」の提供を開始した。
Creditαは、クレジットカードの運営に必要なシステムを網羅し、クレジットカードの情報セキュリティに関する国際基準「PCI DSS Ver1.2」に準拠したソリューションサービス。顧客はCreditαの導入により、世界標準のセキュリティ基準に基づいたクレジットカードシステムを柔軟かつ短期間で構築でき、自社の戦略にフィットしたカードビジネスを展開できる。
クレジットカード業界を取り巻く環境は、貸金業法・割賦販売法改正への対応やPCI DSSへの対応、電子マネーやポイントサービスを利用した会員囲い込みの活発化などにより、生き残りをかけた競争が激化している。こうした厳しい状況下でカードビジネスの継続・成長を図るには、同業に対し優位に立てる戦略的なサービスの構築と業務効率向上、そして、それらを支えるシステムが必要。
日立情報では、クレジットカードシステムの構築・運用に長年携わり、豊富な経験と業務知識・ノウハウを蓄積してきた。また、システムの重要なインフラであるネットワーク・セキュリティサービスの分野でも、高度な技術力と豊富な実績を有している。さらに、今年9月にはクレジットカードの情報セキュリティに関する国際基準「PCI DSS」の準拠認定を取得し、カード会員の皆様が安心して利用できるクレジットカードシステムの構築・運用に努めている。
こうした強みを活かして、日立情報では業界のニーズに対応し、企業ごとの戦略にも柔軟・スピーディに対応できるクレジットカード総合管理ソリューション「Creditα」を開始する。
Creditαは「カード基幹システム」を中核とし、「対外接続システム」、「会員Webシステム」、「入会審査システム」、「不正検知システム」、「初期延滞管理システム」、「コールセンターシステム」、「バックヤードシステム」など、クレジットカード事業の運営に必要なシステムを幅広く取り揃え、カード発行企業のビジネス戦略にフィットしたシステムを提供する。
日立情報では、Creditαをクレジットカード発行企業、クレジットカードの自社発行を予定する企業に拡販し、今後3年間で30億円(累計)の売上を目指す。


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