〔2022/5/17〕ロート製薬、問い合わせ業務で利用する顧客管理システムの利活用を目的に「テックタッチ」を採用
ノーコードでガイド・ナビゲーションを作成・表示できるSaaS「テックタッチ」を開発・提供するテックタッチ(本社:東京都千代田区、井無田仲社長)は、ロート製薬にて導入済みの顧客管理システム(CRM)利用にあたっての教育コスト削減を目的に、「テックタッチ」が採用されたことを発表した。
同社は、Webシステム画面上でナビゲーションを作成・表示するSaaS「テックタッチ」を2019年より提供している。さまざまな業務システムの利用時につまづきやすい部分に、あらかじめリアルタイムに表示されるガイド・ナビゲーションを設定できるシステム「テックタッチ」によって、誰でもシステムを使いこなせる環境を整備し、企業のDX推進に貢献している。最近では、企業の従業員向けのシステム教育に「システム教育のあたらしい形」として利用する事例も増えている。
ロート製薬では、顧客からの問い合わせ業務を担う顧客製品情報部における新人へのシステム教育に時間がかかっており、時間的コストが大きいことを課題視していた。また、入力者の経験有無にかかわらず、システム上の入力の複雑さから、正しいデータ入力が行われにくい業務があるため、正しいデータ入力を人的負担なく促す方法を検討していた。
テックタッチのトライアル期間を経て、該当部門の新人向けシステム教育にて活用できるイメージを持てたことが決め手になり、その後、本契約時に、複数のガイド・ナビゲーションを作成し、システム教育の一環として運用したところ、当初のイメージ通り、研修にかかる時間を削減できたと感じている。
今後より教育コストを抑えるために、適切なガイド・ナビゲーションの設定を進めていくのに加え、頻度の少ない属人的な定型業務についても、誰が操作しても間違いなくできる体制構築を進め、従業員のあらゆる入力・操作ミスを防ぐことにも取り組んでいきたいと考えていると言う。