〔2022/5/18〕RevComm、九州工業大学と対話解析技術に関する研究を共同で開始
音声解析AI電話「MiiTel(以下、ミーテル)」を開発・提供するRevComm(本社:東京都渋谷区、會田武史社長)は、2022年4月より、九州工業大学 大学院情報工学研究院 知能情報工学研究系 嶋田和孝教授と共同で研究を開始した。音声解析AI電話「ミーテル」の開発における要素技術の1つである対話解析機能について研究を進める。
九州工業大学 嶋田和孝教授の研究室では、人間同士の対話の理解や円滑な議論支援に関する研究を行っている。対話の分析やデータ構築などの研究において、電子情報通信学会 言語理解とコミュニケーション(NLC)研究会 2012年優秀研究賞や2017年言語処理学会言語資源賞などを受賞。2020年~2022年NLC研究会 委員長、第27回言語処理学会年次大会実行副委員長を担当。
音声解析AI電話「MiiTel」は、電話営業やコンタクトセンター業務における、会話の内容を解析し、高精度のフィードバックを行うことで商談獲得率・成約率を向上させる、日本発の音声解析AI電話サービス。顧客と担当者が「何を」「どのように」話しているかわからない、というブラックボックス化問題を解消し、アナログな議事録作成も自動文字起こし機能が軽減する。
商談内容を振り返りやすいシンプルな設計なので、自ら振り返り商談の質を高めたり、開発や他部門に顧客要望をニュアンスまで正確に伝えたりすることが可能。MiiTelは、営業担当者が「人にしかできないクリエイティブな仕事」に専念する時間を生み出す。また、MiiTelにより蓄積された顧客とのリアルな音声データは、自社の教育研修、サービス開発、機能改善などに幅広く活用いただけ、企業の事業成長を後押しする。