〔2022/8/30〕PKSHA Communication、AI音声書き起こし・分析サービス「PKSHA Speech Insight」を提供開始
PKSHA Technology(以下、PKSHA)は、グループ会社であるPKSHA Communication(本社:東京都渋谷区、佐藤哲也社長)が、AI音声書き起こし・分析サービス「PKSHA Speech Insight」の提供を開始した。PKSHA Communicationは多様なAI SaaS製品ラインナップにより、ユーザーとAIソフトウエアが相互に関わり合いながら共に進化していく新たな関係性を実現し、企業のDX推進を支援する。
PKSHA Speech Insightは、オペレーターの業務時間の多くを占める受電内容の書き起こし作業をAIの活用により高い精度で通話と同時に実現し、50%の業務削減が実証された。また、通話内容のテキスト化・データ化を進める事によりオペレーターの評価・育成やリスク管理、カウンタートーク機能などの観点で業務の高度化が可能になる。
日本のコンタクトセンターは、人口減少や採用難を背景に、慢性的な人手不足が続いており、テクノロジーによる業務効率化が急務とされている。PKSHAは2022年4月より、今後のAI SaaS事業の加速に向けてPKSHA CommunicationおよびPKSHA Workplaceを設立し、自然言語処理・音声技術を活用した「顧客」と「従業員」のコミュニケーションのDXに注力してきた。コンタクトセンター業務の改革に以前より取組んできたPKSHA Communicationでは、約80%のセンターで自動化に着手している「受電業務」に加え、まだ自動化が浸透しておらず、かつ業務全体の30%を占めると言われている受電後の後続業務、通称「アフターコールワーク(ACW)」の業務負荷を改善するソリューションとして、この度PKSHA Speech Insightをリリースした。