〔2022/9/1〕R Interactive Pte、86の要素からサービススタッフを現地派遣するAI「R-PLACE」を開発

 R Interactive Pte(本社:東京都品川区、小林彰大社長)は、顧客の元へ最短で到着できるサービススタッフの決定から連絡までをワンストップで行うAIシステム「R-PLACE」を独自開発した。
 コールセンタースタッフがサービススタッフを派遣する場合、コールセンタースタッフの知見や経験が異なるため、最適なサービススタッフの派遣ができていないことがあった。
 また、受電からサービススタッフに連絡をするまでの工程が多く、顧客からの電話に集中できない、サービススタッフ派遣までに時間のロスが生じるなどの課題があった。
 これらの課題を解決するため、R Interactive Pteでは派遣するサービススタッフの決定から連絡までをワンストップで行うAIシステム「R-PLACE」を独自開発し、アールインタラクティブにおいて稼働した。
 R-PLACEは、これまで対応した案件などを学習し、サービススタッフごとの得意分野や性格、作業時間などを分析。また、サービススタッフの位置情報や道路状況などのリアルタイムデータも取り入れ、解析できるように設計した。定性的データとリアルタイムデータを組み合わせて分析する独自のアルゴリズムによって、最適かつ最短で到着できるサービススタッフの決定と連絡を自動で行う。さらに、ディープラーニングによって、案件数が増えるごとにサービススタッフ決定の精度が向上する。
 R-PLACEの導入で、工数削減と適切なサービススタッフの派遣が可能となり、緊急性を要するお客様のニーズを満たすことが期待されている。
 また、R-PLACEのデータマイニングで、データドリブンな意思決定が可能となり、同社のサービス向上に役立つことも期待されている。
 R-PLACEとは、サービススタッフの得意分野や性格、位置情報、道路状況などのデータから、AIが顧客の元へ最短で到着でき、トラブルに最適なサービススタッフを自動で決定、連絡を行うシステム。


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