〔2022/9/5〕AI Shift、AI自動音声対話システム「AI Messenger Voicebot」にて、自動応対後の後続業務をサポートするオプションプランを提供開始

 サイバーエージェントの連結子会社であるAI Shift(本社:東京都渋谷区、米山結人社長)は、AI自動音声対話システム「AI Messenger Voicebot」において、自動応対後のデータチェックやデータ連携などの後続業務をサポートする新しいオプションプランの提供をスタートしたことを発表した。
 近年の音声認識技術や対話エンジンの性能向上を背景に、企業における電話応対業務の代替としてボイスボットの活用が拡大している。特に予約や注文の一次受付など、一定のヒアリング項目を伺って手続きを行う電話応対における親和性が高く、ボイスボットを利用する事例が増加している。
 しかし、音声の認識精度は100%ではないため、精度の担保を求める場合には録音音声の聞き直し作業が発生する場合がある。また、ボイスボットによるヒアリング結果をCRMなどの別システムへ格納するためには、ヒアリングデータの整形など、後続業務を導入企業側で行う必要があった。
 このような課題に対して、これまで同社ではヒアリング結果の必要箇所を聞き直せる機能や、CSVダウンロード機能が搭載された管理画面を通して、支援を行っていた。
 この度、同社では導入企業側の負担をさらに軽減するため、ヒアリング結果のデータチェックからデータ整形、別システムへの格納まで、同社がフルサポートする新しいオプションプランの提供を開始した。
 データチェックは、同社のデータチェックセンターにおいて、ヒアリング結果の音声確認を行い、データを整形して提出する。例えば、名前や住所などの認識誤りの補正や、認識結果の表記形式の統一など、要望に合わせてデータを整形する。また、音声確認は人手で実施するため、データの信憑性も担保され、導入企業における音声確認をせずに利用することが可能。
 データ連携は、APIやRPAを活用し、ボイスボットがヒアリングした結果を外部システムに格納する。例えば、API経由で即時にヒアリング結果のテキストを格納したり、夜間入電結果を始業前にRPAでバッチ処理して格納したりするなど、求められるリアルタイム性やシステム仕様にあわせた方法を提案する。


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