〔2022/11/21〕博報堂とBraze、パートナーシップ契約を締結し、CRM戦略を支援するコンサルティングサービスを提供開始

 博報堂と統合型カスタマーエンゲージメントプラットフォームを提供するBraze(本社:東京都港区、菊地真之社長)は、パートナーシップ契約を締結し、生活者のニーズを捉えたCRMの実現を支援するコンサルティングサービスの提供を開始した。
 新型コロナウイルスにより生活様式が大きく変化する中、企業が生活者と最適なコミュニケーションを行う上で、各社模索が続く状況となっている。
 今回両社のパートナーシップ締結に際して、昨今の企業と生活者のオンラインコミュニケーションに焦点を当てたCRM実態調査を実施した。調査では、企業のオンラインコミュニケーションにおいて、生活者1人ひとりのニーズや好みを捉え、必要な情報を適切なタイミングで提供することが、企業と生活者のエンゲージメントを進化させ、企業やブランド価値の向上につながることが浮き彫りになった。
 今回の調査結果をうけて、博報堂とBrazeは両社の強みを活かし、生活者1人ひとりにあわせたコミュニケーションの最適化を支援していく。クライアント企業内外のさまざまなデータとBrazeのシステムがもつリアルタイム性、オムニチャネル、アジャイル性を最大限活用し連携することで、企業と顧客の間で起きる情報のやり取りを「生活者起点」で鮮度高くチャネルやタイミングを最適化し、生活者中心のCRMを実現する。具体的には、現時点までの購買情報をリアルタイムで把握し、最適なキャンペーンの案内や最新の在庫状況を踏まえた商品の案内、各ユーザーが一番見ているチャネル、最適な時間帯、頻度、内容を考慮したメッセージ配信などが実施可能。
 また、Brazeとの共同ソリューションの第1弾として、「HAKUHODO Marsys Onboarding(博報堂マーシス・オンボーディング)」のBraze版を開発し、2023年3月よりサービス提供を開始する予定。本サービスにより、博報堂のプロフェッショナル人材とBrazeのカスタマーサクセスチームが連携し、組織・ナレッジ等の企業が直面するツール構築から運用における課題解決をすることで、企業のグロースと自走化を支援する。


PAGE TOP