〔2011/1/26〕日立製作所、30席で月額75万円から利用できるSaaS型コンタクトセンターサービスの販売開始

         
CommuniMax コンタクトセンターサービスの仕組み

日立製作所は、企業や行政機関向けに、ネットワークを介して日立のデータセンターに構築したコンタクトセンターシステムを利用できるSaaS型サービス「CommuniMax コンタクトセンターサービス」を日立のクラウドソリューション「Harmoious Cloud」のラインアップの1つとして販売を開始した。
本サービスは、コンタクトセンター業務に必要な設備や機能を月額料金制にて提供するサービス。オペレータ席数30席で75万円から利用が可能で、交換機やサーバなどのシステムを企業や行政機関内に構築することなく、コンタクトセンターを迅速に立ち上げることが可能となる。
近年、顧客満足度向上や問い合わせ対応業務の効率化を目的に、多くの企業や行政機関がコンタクトセンターを構築・運営し、円滑な問い合わせ対応を実施するとともに、収集した顧客の声を企業の経営戦略や行政施策に反映する役割も担ってきている。一方、コンタクトセンターは、繁忙期など季節要因による業務量の変化に柔軟に対応することが求められており、システム導入・運用管理コストの低減や保守などの運用管理負荷の軽減を実現していくことが課題となっている。
本サービスは、コンタクトセンター業務に必要な構内交換機のPBXやCTIサーバ、IVRや通話録音装置などの設備、稼働レポート発行などの機能を月額料金制にて提供するサービス。オペレータ席数は、30席から利用可能で、業務の状況に応じて5席単位で変更でき、最大1500席まで拡張できる。利用する設備は、日立のデータセンターに設置しており、高信頼性と高拡張性のあるシステム環境を実現。
また、オプションメニューとして、企業や自治体内に保有している顧客情報管理システムのCRMサーバやセールスフォース・ドットコムのSales force CRMサービスとの連携も可能。これらにより、コンタクトセンター業務でのシステムの初期導入および運用コストの低減、運用管理負荷の軽減を実現する。


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