〔2023/2/9〕AI Shift、AI自動音声対話システム「AI Messenger Voicebot」の音声合成機能をアップデート
AI Shift(本社:東京都渋谷区、米山結人社長)は AI自動音声対話システム「AI Messenger Voicebot」において、より自然な人の声を生成し表現する独自技術を開発し、音声合成機能をアップデートしたことを発表した。
本技術はサイバーエージェントの研究開発組織「AI Lab」と共同開発しており、実証実験では、通話直後に機械音だと判断して電話をすぐに切ってしまう「即切断」が40%改善した。
昨今、電話応対の工数削減や応答品質の向上を目的に、電話での問い合わせ対応を自動化するボイスボットの活用が増加している。
一方、ボイスボットの音声は明瞭で聞き取りやすい反面、自然さに欠けてしまい機械音声であるとすぐに判別されるため、利用者が対応時間外だと認識してしまい、電話をすぐに切ってしまう「即切断」が起こりやすいという課題があった。
電話対応を自動化する「AI Messenger Voicebot」を提供するAI Shiftでは、ボイスボットの音声をより自然な人の音声に近づけることで利用者の離脱を防げると考え、サイバーエージェントの研究開発組織「AI Lab」と共同で、より自然な人の音声を生成できる独自技術を開発し、「AI Messenger Voicebot」の音声合成機能をアップデートした。実証実験の結果「即切断」が40%改善しており、企業におけるボイスボット導入効果のさらなる向上が期待される。
今後は、導入企業に合わせた声色や、キャラクターなどに合わせたカスタム音声合成に対応することで、ボイスボットの活用範囲を広げていく。