〔2023/2/21〕レイヤード、電話自動応答システムIver 在宅診療所向けに展開開始
レイヤード(本社:福岡市博多区、毛塚牧人社長)は、クリニック・診療所の外来向けに展開している、電話自動応答システム「Iver」を在宅診療所向けに展開を開始することを発表した。在宅向けに展開するにあたり、夜間対応に活用できる転送スケジュール、および、音声録音の2つの機能を新たに開発し、リリースした。
アイバーは、コールセンターのように自動音声ガイドやプッシュ操作で電話の自動応答を可能にするIVRクラウドサービス。クリニックの受付業務に特化し、2021年7月1日のリリース以来、全国のクリニック・診療所で導入が進み、現在約400施設で利用されている。
特に、新型コロナウイルス感染拡大下で急速に導入が進んだ。発熱患者の受入れ先となったクリニック・診療所のかかりつけ医には検査や受診の問合せが殺到し、受付業務が逼迫したことから、電話対応を省力化できる電話自動応答システムが注目されたことが大きな理由。
アイバーがこれまで対応してきた電話件数は、感染者数に比例して多くなっていることがわかる。第7波の只中にあった2022年8月には1カ月で約30万件近くの受電件数があった。