〔2011/2/2〕トランスネットがコラボスのクラウドサービスを運用アウトソーシング事業における運用サポートサービスのコンタクトセンター用システムとして導入

 コラボスのコールセンター向けクラウドサービス「@nyplace(エニプレイス)」は、2010年5月、トランスネット(本社:東京都千代田区、五十嵐善夫社長)の運用アウトソーシング事業における運用サポートサービスのコールセンター・システムとして導入された。
トランスネットは旧国鉄(現JR)の情報システム部門が分離・独立し、1985年に設立された企業。経営理念である「顧客・社会との共栄」をコンセプトに、クライアントをはじめとするステークホルダー重視、コンプライアンス重視、品質重視のトータルソリューションプロバイダーを目指し、旧国鉄(現JR)の情報システム技術とネットワーク技術を活用した情報システム・ネットワーク・ソリューション関連事業を展開、運輸・交通、旅行・観光、情報・通信などの公共性の高い分野を中心にシステムの開発から保守・運用までワンストップで提供している。
今回、トランスネットでは、運用アウトソーシング事業における運用サポートサービスで使用していた既存システムの老朽化により、コールセンター・システムのリプレースを検討していた。コラボスの@nyplaceが採用された理由は、(1)高額なシステム投資のリスク回避、(2)保守管理費込の月額料金制によるシステム管理の人件費や工数の削減、(3)経営方針に合わせた拠点数の分散・統合が容易、(4)業務量の変動や業務内容の変更にも契約変更で対応できる柔軟性の4点。
トランスネットは、@nyplaceの採用により、同規模の電話交換機の購入時と比べ、購入時に必要な初期費用や導入後に通常年間10~20%かかる保守管理費、システム管理責任者の人件費等を削減し、大幅なトータルコストの抑制に成功した。また、準備・構築期間併せて約2カ月という短期間で、導入後の経営方針や事業の変化にも柔軟性の高いコールセンター・システムの短期構築を実現した。


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