〔2023/3/15〕リンク、カスタマーサクセス支援ツール「CustomerCore」にタスク管理機能を強化した新バージョンを提供開始

 リンク(本社:東京都港区、岡田元治社長)は、カスタマーサクセス支援ツール「CustomerCore」の新バージョン1.11の提供を開始した。本バージョンでは、顧客単位で課題・タスク管理ができる機能を大幅に強化した。
 CustomerCoreの課題・タスク管理は、解決すべき課題と、それに紐付くタスクを顧客単位で管理することができる機能。この顧客単位での管理方法によって、複数のメンバーでタスクの内容やその進捗を共有しながらカスタマーサクセス活動を進めることができる点が特長。
 カスタマーサクセスの業務では、そのサービスや製品を使うことによって顧客を「成功」に導き、LTV(Life Time Valueの略で、顧客から長期間にわたって得られる売上げや利益のこと)を最大化していくことが求められる。したがって、顧客がサービスや製品をどのように利用しているかを把握した上で、対応すべき顧客を絞り込み、適切なサポートを提供していく必要がある。
 実際の業務では、顧客の利用状況の変化をきっかけとして必要な活動を行っていくことが一般的だが、変化のあった複数の顧客に対して、同時にさまざまな支援を行うケースがほとんどだ。
 今回のアップデートでは、CustomerCore内の顧客一覧・契約一覧から絞り込まれた顧客に対してタスクを一括登録し、同時に担当者をアサインしていく機能が実装された。この際、予めテンプレート化されているタスク群を呼び出し、一括で登録するといったことも可能。
 これら機能をうまく組み合わせて利用することによって、カスタマーサクセス活動の品質の底上げや標準化、属人化の防止が見込める。
 実際のカスタマーサクセスの業務では、その活動によって、顧客のサービス・製品の利用状況にどのような変化が生まれたか、あるいは利用継続にどの程度貢献したかを振り返りながら次の活動計画を立てていく流れが一般的。その際、それらの活動の負荷状況、必要日数等を把握しておく必要がある。
 今回のアップデートでは、タスクに対して「稼働実績時間の記録」ができるようになった。カスタマーサクセス部門の各メンバーの活動を定量的に記録することによって、活動の評価・ブラッシュアップ・将来の活動計画に活かすためのデータとして利用することが可能。


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