〔2023/3/16〕NTTマーケティングアクトProCX、 在宅コンタクトセンター向けに「リモートPCアレイ」を導入

 アセンテックは、NTTマーケティングアクトProCX(本社:大阪市都島区、室林明子社長)が、在宅コンタクトセンター環境の高セキュリティ化と働き方改革を実現する目的として、同社開発のリモートアクセスインフラ「リモートPCアレイ」とCitrix社の「Citrix Virtual Desktops」を導入されたことを発表した。
 在宅コンタクトセンターにおける課題は、次のとおり。
1. コンタクトセンター立ち上げのたびにシステムを都度構築
 コンタクトセンターを立ち上げるたびに、ネットワークやシステムを都度構築しなければいけなかった。

2. 中・小規模の環境では業務量に対して構築コストが合わない
 PCのキッティングから構築後の運用まで、膨大な構築コストがかかる。小規模なコンタクトセンターではコストが見合わない。

3. データを保存できてしまうFAT端末はセキュリティに不安
 顧客のデータを預かっている以上、セキュリティは最も重視したい。FAT端末ではなく、シンクライアント端末を使いたい。

解決のポイント

1. リモートPCアレイを活用しプラットフォームを構築
 既存の業務システムをプラットフォームの上にそのまま載せるだけ。都度構築の負担から解放された上、構築スピードも向上。

2. 個別最適から全体最適へシフトし個々の構築コストを吸収
 コンタクトセンターのインフラ環境を共通のプラットフォームとして集約し全体最適化することで、個々の構築コストを吸収。

3. Citrix Virtual Desktopsを組み合わせセキュリティを担保
 Citrix Virtual Desktopsで画面だけをシンクライアント端末へ転送。データ保存ができないしくみのため、セキュリティは申し分なし。

 リモートPCアレイは、1Uの筐体に複数の物理PCカートリッジと仮想デスクトップに必要なコンポーネントを搭載したリモートアクセスソリューション。初期コストや構築期間など、さまざまな仮想デスクトップ導入時の課題を解決すべく、20年以上の仮想デスクトップ販売、構築経験に基づき、自社企画製品として開発したのが、リモートPCアレイ。


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