〔2023/3/23〕トラムシステム、アドバンスト・メディアと共同で小規模コンタクトセンター向けパッケージを提供開始

 トラムシステム(本社:愛知県名古屋市、梶田幸宏社長)は、アドバンスト・メディアと共同で、通話録音・AI音声認識・応対品質自動評価をオールインワンで導入できるオンプレミス型の小規模コンタクトセンター向けパッケージ「Tram Rate powered by AmiVoice」の提供を開始した。
 席数の少ない小規模コンタクトセンターの多くは、設備改修にコストをかけることが難しく、最新のITシステム導入によるDX推進が難しいという課題を抱えている。さらに、業界全体でオペレーターの人材不足が深刻な状況となっており、センターの規模を問わずITシステムを導入し、業務効率化によって1人当たりの生産性を向上させることが求められている。コールセンター白書2022の調査によると、「AIソリューションを導入、導入検討している分野」という質問に対して、37.4%の企業が「音声認識機能を利用したモニタリング自動化など品質管理の仕組み」と回答している。一方で「音声認識システム」の導入済み企業は23.6%にとどまっている。導入を検討しつつも進めることができないコンタクトセンターのこのような現状に対し、今回提供するTram Rate powered by AmiVoiceは、最適なパッケージとなっている。
 Tram Rate powered by AmiVoiceは、通話音声のテキスト化を話者分離で実現するために必要なステレオ形式で通話録音が可能な「Sip2Audio」、国内市場シェアNo.1のAI音声認識AmiVoiceを活用したコンタクトセンター向けソリューション「AmiVoice Communication Suiteバッチ処理」と、応対品質評価レポート自動作成ツール「AmiVoice CQM Assist~POWERED by PERSOL WORKS DESIGN~」を、オールインワンで導入可能にした小規模コンタクトセンター向けのシステム。小規模なコンタクトセンターでも低コストで応対品質管理のデジタルシフトを実現し、モニタリング評価の自動化、品質管理の大幅効率化と、応対品質の向上につなげることが可能。


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