〔2023/7/19〕アドバンスト・メディア、「AmiVoice API」による通話内容をテキスト化するBIZTELの「音声認識連携」が導入社数100社突破

 クラウド型PBX/コールセンターシステム「BIZTEL」を提供するリンク(本社:東京都港区、岡田元治社長)と、AI音声認識APIサービス「AmiVoice API」を提供するアドバンスト・メディアは、「AmiVoice API」を用いて通話内容をテキスト化するBIZTELのオプション機能「音声認識連携」が導入社数100社を達成したことを発表した。
 AmiVoice APIは、国内シェアNo.1のAI音声認識「AmiVoice」を展開するアドバンスト・メディアが、「AmiVoice Cloud Platform(音声関連技術を提供する開発者向けボイステックプラットフォーム)」で提供しているAI音声認識APIサービス。APIで連携したシステムに、発話のテキスト化といった音声認識機能が実装できる。利用料は従量課金で、通話1時間あたり99円(税込)からと低価格でありながら、高い認識率を活かしたリアルタイムでの書き起こしや、単語登録による固有名詞・社内用語の認識、「えっと」「そのー」「あのー」などの言い淀み(フィラー)の自動削除など多数の機能を備えており、多くのコールセンターで応対品質・業務効率の向上に貢献している。
 一方のBIZTELは、2,000社以上が利用する、6年連続 国内シェア第1位のクラウド型のコールセンターシステム。クリアな通話品質、安定したシステム、高水準のセキュリティ、シニア層のオペレーターにも使いやすいユーザインターフェースに加え、通話と音声認識を組み合わせた多彩な機能を提供しており、メーカー・小売・金融・製薬・IT・インフラ・サービス業などの幅広い業界において、顧客対応の効率化や在宅勤務によるセンター運営を支援している。
 この度、導入企業100社を達成したBIZTELの音声認識連携は、AmiVoice APIと組み合わせて利用するオプション機能。BIZTELユーザは本オプションを導入することで、通話を即時にテキスト化し、BIZTELの管理画面に表示できるため、オペレーターが終話後に行う応対記録の入力などの作業を効率的かつ漏れなく行うことができる。
 さらに、通話内容がリアルタイムモニタ(オペレーターの業務ステータスが一覧で把握できる機能)上でも確認できることから、クレーム対応等のエスカレーションが必要な際に、スムーズに応対内容の確認が行えるほか、顧客の声をオペレーターの教育やFAQの充実に活かすことも可能。
 本オプションでは、導入から実用化までをスピーディーに実現できるとともに、高額な初期費用やランニングコストをかけずに利用できることも大きな特長。これに加え、アドバンスト・メディアとリンクでは、ユーザがより費用を気にせず、安心して音声認識の効果を体験できるよう、本オプションでのAmiVoice APIの利用料について、導入から2カ月間、一定量の通話時間分を無償にする独自の取り組みも実施している。
 また、現在BIZTELでは、コンタクトセンターを運営する企業が自社の業務に合わせたかたちで、より簡単・気軽にデジタルシフトや事業改善が実現できるよう、「やさしいDX推進キャンペーン」を展開している。6月22日より開始した本キャンペーンの第4弾では、「音声認識連携」を1年間無償で提供している。加えて、この音声認識連携を使ってテキスト化した通話内容をChatGPTで要約し、さらに要約結果をCRMシステムへ自動で連携できる“問い合わせ高精度要約モデル”を利用する際に必要となるオプション「API連携コールアクション」も併せて1年間無償で使用することができる。


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