〔2023/9/26〕Doorkel、生成AIで問い合わせ対応業務やCRMへの情報登録を自動化するソリューションをリリース

 生成AIコンサルティングサービスを展開するDoorkel(本社:東京都港区、鈴木陽平社長)は、GPTを始めとした生成AI技術を活用した業務支援ツールの提供を開始した。
 Doorkelは、これまで高等教育機関を中心にマーケティングツールの提供・導入支援を進めてきた。この事業展開の過程で、多くの教育機関から煩雑な事務作業を効率化したいという強い要望が寄せられていた。特に学内業務においては、情報の伝達や管理が煩雑となることが頻繁で、それに伴いミスや遅延が生じることが少なくなかった。
 このような要望と背景を受けて、Doorkelは生成AI技術を活用し、業務改善ツールを開発した。生成AIの進化により、これまで人力でしか行えなかった情報の整理、共有作業、そして一部の応対業務を自動化することが可能となり、学内業務の効率化が実現されている。
 さらに、一般企業でも同じような課題が認識されており、新たなソリューションの需要が高まっている。そのため、Doorkelは学校という枠を超えて、一般企業向けに「Doorkel Mailer」や「Doorkel Assistant」を提供する方針を固めた。
 Doorkel Mailerは日々発生する問い合わせ対応業務を生成AIによって自動化、対応工数を大幅に削減する。社内ドキュメントや過去の応対履歴などから、各社独自の回答エンジンを作り最適な応対内容を生成する。
 Doorkel Assistantはメールをはじめとするコミュニケーションツールのやり取りをLLM(大規模言語モデル)が分析し、営業やカスタマーサポートの担当者が手にした重要な情報を抽出し各種CRMに自動登録する。ブラックボックス化しがちな各担当者のやり取りを把握したり、退職時の引き継ぎトラブルを防止し円滑な取引を実現する。


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