〔2008/7/22〕富士通、金融業界向け次世代チャネル・ソリューションを販売開始

 富士通は、金融機関と顧客の接点となる営業店端末やATMなどさまざまなチャネルを統合し、最適化する次世代チャネル・ソリューション「EVOLUO-ChannelIntegrator(エヴォルオ チャネル インテグレーター)」の販売を開始した。価格は従量課金制で提供する。同ソリューションにより、金融機関は、従来個別に運用していた金融サービスごとのチャネルを一元的に管理できるため、営業店やATM、インターネットなどのさまざまなチャネルで、高品質な金融サービスを提供することが可能になる。
今回は
「事務ナビゲーションサービス」、「事務量可視化サービス」、「取引監視セキュリティサービス」、「FBC連携サービス」、「チャネルフレームワークサービス」の5つのサービスを提供する。特に中核となる「チャネルフレームワークサービス」では、営業店端末やATM、コールセンター、オンラインバンキング、提携先店舗端末などの多様な情報機器・システムのデータを、SOAベースとした「チャネルフレームワーク」とよぶシステムで統合。データを一元管理することにより、金融機関では、異なったシステムに属する取引業務や顧客情報などの複数画面を1つのウィンドウ内に配置でき、画面間でのデータ連携も可能となる。一方、顧客側は、インターネットなどのチャネルでも使い慣れたATMと同じ操作性で取引でき、また、世代に合わせた文字サイズによる画面表示など従来にないチャネル活用が可能となる。


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