〔2023/10/26〕AI音声プラットフォームのCoeFont、電話自動応答サービス「IVRy」を導入

 IVRy(本社:東京都台東区、奥西亮賀社長)は、AI音声プラットフォーム「CoeFont」を提供するCoeFont(本社:東京都港区、早川尚吾社長)に、「IVRy」が導入されたことを発表した。
 CoeFontは、他社の電話代行サービスに依頼していた電話の一次受け窓口において、IVRyを活用することで対応を自動化する取り組みを開始。これによりカスタマーサポートの電話対応がほぼゼロになり、2割の業務効率化を実現。また自動応答の音声読み上げに自社開発したAI音声を活用することで、Coefontの強みである自然な発声のAI音声に触れていただく機会の創出も同時に実現されている。
 CoeFontは、最新のAI技術を活用し、「声」を表現力豊かな「フォント」に変換することで、だれもが、簡単に利用できるAI音声サービス「CoeFont」を提供している。CoeFontは、10,000種類以上のAI音声を、研修音声や館内放送、オーディオブック、広告などで利用されているだけでなく、声帯摘出手術やALSなどの病気などで、声を失う可能性のある方々に対しても提供するなど、幅広く活用されている。
 AI音声プラットフォーム「CoeFont」の利用に関する問い合わせに関して、これまでは電話代行サービスへ依頼している状態であった。しかし、電話代行サービスの利用では、問い合わせに対して、すべてコールバックする必要があったため、結果として電話対応で1日に何時間もの工数がかかっていた。
 この度、本課題に対して、問い合わせの電話への適切な対応の実現、および業務効率化を図るべく「IVRy」の導入を決定した。
 自社開発のAI音声で回答文言を作成し、IVRyの音声読み上げに活用。社内サービスの利用により顧客にも、実際のAI音声に触れていただく機会を創出。
 問い合わせフォームを送信し返答することで、顧客管理と照らし合わせ、適切な対応が可能に。1日1~2時間かかっていた電話対応の時間を短縮し業務効率化を実現。
 文字起こし機能を活用することで問い合わせ内容の要約を確認し、広報やセールス担当へ問い合わせの割り振りが容易に。録音を依頼することで、以前よりも内容が正確に把握できているため、電話担当者が事前準備も可能になった。


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