〔2023/10/27〕ベネッセ、生成AIを活用したWebサイト制作・運用改革によりコスト4割削減、制作期間を半分以下に短縮

 ベネッセホールディングス(本社:岡山県岡山市、小林仁社長、以下、ベネッセ)は、メンバーズ、ビービット(本社:東京都千代田区、遠藤直紀社長)と共同で今年7月に開始した、生成AIを活用した「次世代型Webサイトプロジェクト」においてPoCを実施し、生成AIとノーコードツールの導入により、「進研ゼミ 中学講座」のサイト制作においてコスト4割減、制作期間8週間から3週間への短縮に成功した。
 今年度中より段階的に新体制に移行、次年度(2024年4月以降)には既存のWebサイトの業務プロセスを全面的に改革し、顧客体験の向上ならびに、生産性向上を実現する。
 今年7月より、ベネッセが運営する「進研ゼミ」Webサイトにおけるデジタルマーケティング業務において、メンバーズのデジタルビジネス運用支援のノウハウと、UXデザインコンサルティングに実績をもつビービットの技術支援による「次世代型Webサイトプロジェクト」を開始し、PoCを実施してきた。
 本プロジェクトでは、これまでの人的な工数が多く発生していたWebサイト制作・運用において、生成AIを活用し「作業」を圧倒的に効率化、人がやるべき「戦略立案」「企画」業務にフォーカスし、顧客体験の向上ならびに、生産性向上の実現を目指すもの。
 約3カ月のPoCにより、進研ゼミ 中学講座のサイト制作において、生成AI並びにノーコードツールを導入し、業務プロセスを抜本的に改革することで、コスト4割削減・8週間から3週間への短納期化・人数体制7割減と成果があり、11月より新体制による制作・運用に段階的に移行する。次年度には、「進研ゼミ」におけるWebサイトの業務プロセスを全面的に改革する予定。


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