〔2023/11/8〕ビーウィズ、オンライン研修&モニタリングシステム「Be-mon」クラウド版を提供開始

 ビーウィズは、在宅環境でも双方向のコミュニケーションを円滑にし、生産性の向上を実現するオンライン研修&モニタリングシステム「Be-mon(ビーモン)」のクラウド版「Be-mon Cloud(ビーモンクラウド)」の提供を開始した。
 Be-monは、2023年4月5日にオンプレミス版として提供を開始して以来、多くのクライアント企業から好評を得ている。導入を検討する企業から、サーバー構築の必要がないクラウド版サービスへの要望も多かったことから本サービスの開発に至り、今回の提供開始となった。
 コンタクトセンター業界では、在宅コンタクトセンター導入の必要性が非常に高まってきている。 東日本大震災以降、災害などの緊急時のBCP対応として、複数拠点による運営方式の導入が進んできたが、2020年からは新型コロナウイルスの影響による外出禁止などの行動制限が行われるなど、複数拠点による運営だけでは事業継続ができないケースが増加してきた。さらに近年では地震や台風、集中豪雨など日本全体で自然災害が増加傾向にあり、そのような非常事態時にはオペレーターもセンターへの出勤が困難になった。また少子高齢化や労働人口の減少による採用難、ワーク・ライフ・バランスの実現といった新たな社会的要請に応え、今後も優秀な人材を確保し良質なサービスを提供し続けていく必要がある。
 このような状況を背景に、同社が開発したオンライン研修&モニタリングシステム「Be-mon」は、テレワークをはじめとした遠隔環境において、複数名のオペレーターのPC画面や表情を管理者が一覧で確認できるシステムであり、これにより管理者とオペレーターの円滑なコミュニケーションを実現している。
 従来のWEB会議システムでは実現できなかった本機能により、管理者は複数名の画面を一括で確認をすることでつまずきに気がついたり、特定のオペレーターに対してビデオ通話やチャットなどによるきめ細やかなフォローも可能となるなど、コンタクトセンターでの対面による業務と変わらない目配りをすることができる。さらに、オペレーターから管理者へはボタンでメンションする機能なども搭載するなど、管理者とオペレーターとの双方向コミュニケーション機能も充実している。
 また「オンライン研修」においても「Be-mon」の機能を活用することにより、講師は受講者の理解度を確認しつつ個別に的確なアドバイスをすることが可能になるため、効果的な研修を実施できる。
 Be-monは常時モニタリング機能や双方向コミュニケーション機能により、在宅コンタクトセンターを実現する上の課題であった「セキュリティ問題」や労務管理などの「マネジメント問題」「品質管理問題」まで解決し、従来のコンタクトセンター内での業務と遜色のない環境を、オペレーター、管理者双方に提供可能な画期的なシステム。
 ビーウィズは、これからも人とデジタルを活用した最適なビジネスモデルの設計、企業の業務効率化・生産性向上に寄与するサービスのご提供など、企業のDX推進をサポートしていく。


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