〔2023/11/17〕スパイラル、中国銀行と金融機関向け顧客接点DX推進に向けた業務提携を開始

 スパイラル(本社:東京都港区、佐谷宣昭社長)は、中国銀行と顧客紹介における業務提携契約を締結した。主力製品のローコード開発プラットフォーム「SPIRAL」の提供を通して、デジタルを活用した顧客接点の強化が可能となるよう支援する。
 昨今の金融業界においては、口座開設申込やセミナー管理などの顧客接点業務をデジタルで強化する需要が拡大傾向にあり、大手金融機関を中心に取り組みが進んでおります。一方で、地域金融機関においてはIT人材不足や高いシステム導入費用、セキュリティ担保が障壁となり、実現が難しいと捉えられがちだ。
 スパイラルは、そうした課題に悩まれている中国銀行をはじめとした地域金融機関に、低コストで早く、安全な業界最高水準のセキュリティを兼ね備えたローコード開発プラットフォーム「SPIRAL」を提供し、多様化かつ高度化する要望に応えしていく。
 今回の提携により、これまでシステムの導入が困難であった地域金融機関や地域中小企業のデジタル化による業務効率化やコスト削減、セキュリティ事故への不安解消に貢献するとともに、デジタルを活用した顧客との非対面チャネルの拡充による利便性の維持および効率化に貢献していく。
 SPIRALは、国内最大規模のローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.1」と、その後継サービスで、Webサイトや業務アプリケーションの作成ができるローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.2」の総称。
 SPIRAL ver.1は、官公庁、金融、医療、不動産、教育機関など、延べ12,000社以上(2023年4月時点)の幅広い業種・業態の企業に利用されている国内最大規模のローコード開発プラットフォーム。販売促進やCRMにおける顧客情報から、給与明細のような従業員情報まで、重要情報資産をクラウド上で安全に管理し、情報活用のためのWebアプリケーションを手軽に開発できる。
 SPIRAL ver.2は、Webサイトの作成から登録データの運用までワンストップでできる機能を揃えたローコード開発プラットフォーム。国際化対応はもちろんのこと、業務担当者にも利用できる管理画面だけでなく、開発会社が必要とするWebアプリケーションやサイト運営に必要なコンポーネントが揃っている。プログラミング知識がなくても、マウス操作で自社専用のWebアプリケーションを手に入れることができる。
 スパイラルは今後も、販売チャネルを積極的に拡大するとともに、地域金融機関や地域中小企業にも寄り添った販売戦略に取り組んでいく。


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