〔2023/12/26〕横浜市、トゥモロー・ネットの「CAT.AI」を中区・旭区 戸籍課の問い合わせ受付ツールとして実証実験を開始
トゥモロー・ネット(本社:東京都品川区、李昌珍社長)は、神奈川県横浜市中区・旭区戸籍課における転入・転出・転居に関連する問い合わせ受付を同社が提供するAIサービス「CAT.AI」で実施する実証実験を開始することを発表した。
神奈川県の県庁所在地および人口が最多の市で、政令指定都市である横浜市。日本有数の港湾都市・商工業都市でもあるため転入・転出・転居が特に多い都市でもあり、戸籍課への電話による問い合わせは繁忙期以外でも日に100件を超えることがある。また、問い合わせ電話対応は7割以上が1~5分間程度で解決する内容であることから、市民からの問合せに対して迅速かつ正確な回答ができる仕組みづくりの一環として高性能な対話AIソリューション「CAT.AI」を用いて実証実験を行うため、トゥモロー・ネットと協働を開始した。
CAT.AIは、ボイスボットとチャットボットをオールインワンで提供する、最新のナビゲーション型対話AIサービス。音声(ボイスボット)とテキスト(チャットボット)を駆使し、利用者が抱える課題に対しスムーズに、ストレスフリーなユーザー体験を提供する。独自開発のNLP(自然言語処理)技術を搭載し、AIであってもヒトと話すような自然なコミュニケーションを実現できることが特徴。CAT.AIのAI対応完了率9割を越える高さ、直感的でわかりやすいUI、利用者へのナビゲーションシナリオデザイン力の高さから本年度は複数の自治体と本番導入を見据えた実証実験を実施している。
横浜市では中区、旭区 戸籍課への問合せを2023年12月26日から2024年2月29日まで(延長の可能性あり)CAT.AIで受付し、効果検証を実施。24時間いつでも対応可能なAIによる問い合わせ対応により、利用者の利便性向上と職員の業務効率向上を目指す。