〔2024/1/24〕ベクスト、コンタクトセンター向け自動要約ソリューション「VextResume+ powered by ChatGPT」正式版を提供開始

 ベクスト(本社:東京都目黒区、小橋寿彦社長)は、コンタクトセンター向け自動要約ソリューション「VextResume+ powered by ChatGPT」正式版の提供を開始した。
 VextResumeは、2011年より販売開始したベクスト独自の自然言語処理(NLP)技術で音声認識結果を自動要約し、人間工学に基づくUI/UXデザインを用いた操作画面からオペレーターの応対履歴入力を支援するコンタクトセンター向けソリューション。
 VextResume+ powered by ChatGPTは、同社のNLP技術とAzure OpenAIのセキュアな環境で動作するChatGPT APIとを組み合わせて活用することで、事前のルール定義や辞書設定無しに高精度・高速に動作する要約機能を安心してすぐにご利用開始可能。2023年10月にリリースしたβ版の提供を通じて得られたお客様のフィードバックを基に、各通話の要約タイトルを生成する機能や、VOC(お客様の声)を中心に要約をする機能、個人情報を自動でマスキングした上でChatGPTへ渡す機能など利便性を大幅に向上している。
 VextResume+ powered by ChatGPTは、ChatGPTを利用することで複雑な要約テンプレートの設定不要で高精度な要約を実現した。また、要約結果に対する自動の信頼度チェックによるハルシネーション検知機能を搭載した。管理画面にログインするのみで独自プロンプトが搭載されたデフォルトテンプレートが自動で本番設定されオペレーター画面から要約が可能となる。さらに、ChatGPT APIへ送信する前に自動で氏名・電話番号・クレジットカード番号などの個人情報を検知・マスキングすることが可能。同社独自の文書ベクトルによる文書同士の類似度判定の技術を活用し、名乗り表現や、定型句などをデフォルトでプリセットされた不要語ルールにより自動で抽出し、要約対象から除外することが可能。同社独自のプロンプトエンジニアリングにより、長時間通話に対しても高精度な要約を実現した。同社独自のプロンプトエンジニアリングにより、長時間通話に対しても高精度な要約を実現。
 価格は1ユーザー3500円からで、大規模の場合は契約ユーザー数によるボリュームディスカウントも用意。


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