〔2024/2/6〕イデア・レコード、AI電話自動応答サービスと飲食店特化型有人コールセンターのハイブリッド型サービスをリリース

 外食DXを推進するイデア・レコード(本社:東京都新宿区、柏田康雄社長)は、同社が開発するAI電話自動応答サービス「AI副店長」と飲食店特化コールセンター「よやくるー」を組み合わせたハイブリッドオペレーション「よやくるーAI+(プラス)」の提供を開始した。本サービスを導入し店舗の電話対応をすべて任せることで、受電率の向上に伴う予約売上の増加や、店舗の業務負荷軽減による顧客満足度の向上などを実現する。
 深刻な人手不足に陥っている多くの飲食店では店舗オペレーションと受電対応の両立が難しく、予約売上や顧客満足度などの低下が課題とされている。
 課題解決の手段として近年注目されているのが「AI電話自動応答サービス」だ。AIにより365日24時間いつでも受電することができ、有人コールセンターよりも比較的安価に導入することができる。
 一方で、顧客にはコース内容や落とし物の確認や相談がしたい、団体予約や接待の予約は直接したい、といった人による対応を求める声もいただく。 先述のようなAIのみで完結できない電話は有人コールセンターで対応することができるよう、既存のサービスを組み合わせたハイブリッドなサービスを新たに提供することとなった。
 同社では、飲食店に特化して、店舗にかかってくる予約や問い合わせの電話にすべて対応する有人コールセンターサービス「よやくるー」を10年以上提供し続けている。また、2023年12月1日には、有人より安価に、対応時間の制限なく運用できるAI電話自動応答サービス「AI副店長」をリリースした。
 これら2つのサービスを組み合わせたものが「よやくるーAI+(プラス)」。有人コールセンターとAI電話自動応答サービスを組み合わせることで、有人対応が必要な相談などは有人コールセンターで、AIの機能のみで対応が完結できる予約などはAI自動応答サービスでと、内容により誰が対応するかを振り分けることができる。また、有人コールセンターの稼働時間外はAI自動応答サービスが稼働し続けるため、深夜や早朝などこれまで受電対応できなかった時間帯もカバーすることが可能。
 このサービスを利用することで、受電率向上に伴う予約売上の増加を見込めるだけでなく、電話対応による店舗スタッフの業務負荷を大幅に軽減でき、顧客満足度の向上にも貢献する。
 さらに、本サービスは同社の飲食店向け店舗DXのオールインワンツール「GATE」と連携し、予約電話の受付だけでなく、予約台帳への予約登録作業や各媒体での在庫調整などの予約付帯業務も併せて自動化することが可能となっており、さらなる業務効率化を実現する。


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