〔2011/4/14〕NTTデータ、企業向けクラウドサービス「BizXaaS」にコンタクトセンターとECサイトの2サービスを追加
NTTデータは、企業向けクラウドサービス「BizXaaSプラットフォームサービス」の新たなラインナップとして、4月より「BizXaaSコンタクト(FastHelp)」(以下、BizXaaSコンタクト)、「BizXaaS EC」の提供を開始した。
BizXaaSコンタクトは、コンタクトセンターに必要な機能をクラウドで提供するサービスで、顧客からの問い合わせや申し込みをCRMに活用できるコール管理機能などを備えたコンタクトセンターシステムを最短72時間で利用開始することができる。初期費用と月額料金で利用開始でき、初期導入時の設備投資は不要。同時ログインユーザー数課金で、1ログインユーザーあたり7500円/月からの料金で利用が可能。セルフカスタマイズ機能で、利用者による画面カスタマイズが可能で、業務仕様変更時のシステム開発投資費用を削減できる。テクマトリックスが販売するFastシリーズ全製品がサービスとして提供され、コンタクトセンターCRMサービス「FastHelp」、製薬業界くすり相談CRMサービス「FastHelp Pe」、プロモーション支援CRMサービス「FastPromo」、CRM視点で考えられたFAQサービス「FastAnswer」を利用できる。
BizXaaS ECは、国内No.1シェアのECオープンソースであるEC-CUBEをベースに拡張した150以上のEC機能をクラウドで利用できるサービスで、最短72時間でECサイトを立ち上げることができ、最短72時間でECサイトを立ち上げることができる。初期設定費(333万円から)とサービス利用料(37万円/月から)のみでサービスの利用が可能であり、EC事業を立ち上げる際の設備投資は不要。BizXaaS ECは、NTTデータ・アールのEC向け業務アプリケーション「e-boss Frontシリーズ」をOEMで提供する。機能の追加・カスタマイズへの柔軟な対応が可能であり、利用者の要望に応じたECサイトを実現する。業務要件の検討の際には、150を超える「使える」機能を実際の画面で確認しながら進めることにより、簡単にイメージ通りのECサイトが実現できる。システムのバックアップ、外部からのアタックやシステムダウンも考慮したシステムの構成となっている。
これらのサービスは、B to Cの事業を展開する企業への提供を想定しており、2013年度末までに、BizXaaSコンタクトは3億6000万円規模の受注を、BizXaaS ECは1億5000万円規模の受注を見込んでいる。