〔2011/4/25〕トランスコスモスと日本IBM、オンライン・マーケティング分野で協業

 トランスコスモスと日本IBMは、多様化、複雑化するオンライン・マーケティング分野において、最適化と自動化を実現するソリューションを共同で提供していくため協業した。
企業活動において、Webを活用したマーケティングや商取引の重要性が高まる中、ソーシャルメディアに代表されるマーケティング・チャネルの多様化、スマートフォンやタブレットの普及によるデバイスの多様化により、オンライン・マーケティングは高度に複雑化している。企業は、Webサイトのアクセス状況や広告効果などの限定的な分析にとどまらず、分析データを戦略的に活用し、マーケティング活動を自動化することで、オンライン・マーケティング全体を最適化していくことがますます重要になってきている。
今回、トランスコスモスと日本IBMは、オンライン・マーケティング最適化を支援するSaaS型ソリューション「コアメトリクス」を中心とした新しいソリューションを日本国内で初めて提供する。両社がこの分野で協業することにより、トランスコスモスが持つWeb分析およびオンライン・マーケティング事業におけるノウハウと、日本IBMが持つ企業向けソフトウェア事業、基幹システム構築およびグローバルなマーケティングのノウハウを組み合わせ、企業のマーケティングの最適化と自動化を支援していく。
コアメトリクスは、Webサイトに訪れたあらゆるユーザーの流入チャネルや行動を時系列かつ統合的に蓄積し分析することが可能。ユーザー毎に一元管理されたデータをセグメント化することにより、ユーザー視点でのより深い洞察が得られる。また、Eメール配信やレコメンドなどの連携ソリューションを備え、ユーザーとの関係を強化するためのマーケティング活動の自動化を支援する。
両社は、共同セミナーの開催やイベントを6月から開始、デモセンターをトランスコスモス内に開設するなど専任チームを設置して営業・サポート活動を展開する。


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