〔2011/4/27〕ユラス、複合施設・事業のCRMを統合するソリューションを販売開始
ユラスは、複数のテナントを持つショッピングビルや複数事業を運営する企業向けに、顧客データを一元管理するCRMソリューション「MA3=MultiTENANT」の販売を開始した。価格は、10万会員で月額96万円から。
MA3=MultiTENANTは、個々のテナントや事業部が独立性を維持しながら、本部が顧客を一元管理できるため、コストを抑えてメール配信を行える。また、複数のテナントや事業部間で共有する顧客に対してメール配信したい場合に、1通のメール中に複数のコンテンツを任意に差し込めるため、限られたメール配信で優れた効果を図れる。複数テナント・事業部の顧客一元管理を行え、複数の事業部や子会社、複数のテナントが各自のCRMを保持しながら共有できるため、本部は顧客データを一元管理できる。また、メール配信に加え、郵送のダイレクトメールの発送調整や定期購読雑誌のパーソナライズ化にも応用できる。セグメント配信とマルチサービス機能に対応していて、1メール文面中に、複数のテナントのコンテンツを任意に差し込めるほか、顧客セグメントに沿ってコンテンツやURLの差し込みも行えるため、顧客に最適化されたコンテンツを1通のメールにまとめて送信できる。テナント間や事業会社間の情報のコンフリクトを防止するために、各テナントからのコンテンツ配信の申請や承認などの調整機能がカスタマイズで提供される。