〔2011/5/9〕野村総研、ナレッジ管理・FAQソリューション「TRUR TELLER FAQナレッジ Ver.5.0」を発売

　　　　　　　　　　
英語自然文検索に対応した検索画面（英語版）　　　社内ファイルサーバー検索

野村総合研究所は、テキストマイニング技術を活用したナレッジ管理・FAQソリューション「TRUR TELLER FAQナレッジ Ver.5.0」を６月１日に発売する。今回のバージョンでは、英語による自然文・同義語検索と、社内のファイルサーバを対象としたドキュメント検索を可能とする新機能を追加した。
多くの企業がユーザーからの問い合わせに対して、「よくある質問とその回答（以下、FAQ）」を用意し、それをホームページなどに掲載してユーザーの抱える課題解決を行ったり、ユーザーとの接点であるコールセンターのオペレーターに提供して応答の質を高めている。最近では、日本のユーザーだけでなく、海外のユーザーからの問い合わせが増えてきている。また、FAQだけで解決できないような専門的な質問については、オペレーターが社内のサーバ内にあるマニュアルなどのドキュメントを検索して回答をするケースが増えてきている。
そこで、野村総合研究所ではTRUR TELLER FAQナレッジ Ver.5.0に、「英語による自然文・同義語検索対応」と「社内ファイルサーバー検索」を、オプション機能として新たに搭載した。「英語による自然文・同義語検索対応」では、英語の文章や単語の検索を行うことができる。また、ユーザーの利便性の向上のために、英語の問い合わせ用の画面を用意した。この「英語による自然文・同義語検索対応」の追加によって、英語圏の海外ユーザーからの問い合わせにも対応できるようになる。
社内ファイルサーバー検索は、社内のサーバ内にある、商品マニュアルや取り扱い説明書等の各種ドキュメントを、キーワードや自然文などで検索することができる。このオプション機能を導入することで、オペレーターはFAQに掲載されていない詳細な内容に関しても検索が可能になり、結果としてユーザーから寄せられた問題解決率を高めたり、業務の効率化に効果がある。