〔2011/5/27〕日本IBM、非対面営業の強化を目的に100%出資子会社「e-Comm」を統合

 日本IBMは、非対面営業の強化を目的に、1000%出資子会社でセールスセンター業務を担当する日本アイビーエム・イーコミュニケーションズ(以下e-Comm)を、今年7月1日付けで日本IBMの非対面営業部門「ibm.com事業」に統合する。
日本IBMでは、1994年にEメール、電話、FAXなどを活用し顧客と非対面でキャンペーンの案内や問い合わせ対応をする部門を立ち上げ、マーケティング活動やコールセンター業務を担ってきたが、2000年以降、その役割を非対面の営業へシフトしてきた。e-Commは、日本IBMの非対面営業部門の一部業務を受託し、営業活動を支援してきた。
IBMが2010年の第4四半期(10月~12月)に実施した顧客の購買行動調査によると、今後、Webや電話など非対面での購買活動を増やしたい企業が半数を超えており、また購買過程において活用する手段もソーシャルメディアやモバイル端末など、多様性を増していく、とする結果がでた。このような顧客の購買動向の変化を踏まえ、今回、非対面営業の強化を目的にe-Commを日本IBMに統合し陣容を拡大すると共に、製品・サービスの知識習得やコミュニケーション能力の向上など、営業担当者としてのスキルを一層向上する仕組みを進めていく。


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