〔2025/3/28〕モビルス、AIエージェントプラットフォームを提供するvottiaをトランスコスモスと合弁で設立
モビルスは、トランスコスモスとコンタクトセンター向けのAIエージェントプラットフォームを提供する「vottia(ボッティア)」を設立することで合意し、合弁会社を設立することを前提とした合弁契約を締結したことを発表した。この新会社ではAIによる顧客体験の革新に取り組み、チャットを含む消費者と企業のコミュニケーション接点の変革を実現する。
「vottia」という社名は、VOCを基に、「テクノロジーとヒトが協奏する(tutti=音楽用語で合奏)」という思いを込めている。
vottiaの概要は以下のとおり。
所在地:〒105-0023東京都港区芝浦一丁目1番1号 浜松町ビルディング15階
設立日:2025年4月21日(予定)
設立時資本:1.9億円(資本金9.5千万円、資本準備金9.5千万円)
株主:モビルス50%、トランスコスモス50%
事業内容:AIプラットフォームの開発、運用
公式HP:https://vottia.jp/
モビルスはこれまで、クライアントの顧客のつまずきや課題へ先回りしたCX(顧客体験)のブランディング設計を行い、企業価値と経営収益向上へ貢献することを目指し、新しいテクノロジーを取り込んだオペレーション支援生成AIサービス 「MooA®(ムーア)」 や、顧客コミュニケーションのノンボイス化とデジタル化を推進する有人チャットやボイスボットなどのSaaSソリューション「モビシリーズ」の開発を行ってきた。
「消費者と企業のコミュニケーション実態調査」によれば、消費者のチャット利用意向は55%と上昇しているが、実際の利用経験は28%にとどまり、企業の環境整備が追いついていないことがわかる。さらに、従来型のチャットボットには「利用されない」「解決されない」といった問題がある。より効果的なサポートを実現するため、チャットボットと人の対応を組み合わせた「ハイブリッドチャット」のソリューションの提供も行われているが、AI技術の急速な進化に伴って、消費者はさらなる自己解決の向上を求めている。
消費者のさらなる自己解決の向上に向けて、同社クライアントであるコンタクトセンターにおいても、LLM(大規模言語モデル)を中心とした最新の技術を用いた賢いバーチャルアシスタントである「AIエージェント」の実用化が見込まれる。従来のボットはあらかじめ決められた質問に対して決まった答えを返すだけであったが、AIエージェントはより柔軟に人間のようにやり取りし、オペレーターが行っていたシステム操作を一連のタスクとして自動処理することが可能になる。
AIエージェントの開発および提供に当たっては、同社がこれまで培ったプロダクト開発に係る知見・ノウハウに加えて、より深い業務プロセスに対する知見や、VOC(Voice of Customer)に対する理解が求められる。今回の合弁相手となるトランスコスモスではVOC分析から顧客接点の課題を解決するプラットフォームtrans-DX for Supportを独自に開発し、そこから得られた消費者インサイトや業務専門性を豊富に蓄積している。新会社においてこの両社の知見を融合させることで、使いやすさや問題解決力の高いAIエージェントプラットフォームを提供していけるものと考えており、当該ソリューションをもって消費者のユーザビリティ向上とお客様企業のコスト最適化に取り組む。