〔2025/4/18〕Wizleap、TMJと保険業界向け案件配信システムの協業を開始
Wizleap(本社:東京都渋谷区、谷川昌平社長)は、TMJ(本社:東京都新宿区、丸山英毅社長)と、顧客紹介などに関する協業を開始することを発表した。
Wizleapは、お金の相談プラットフォーム「マネーキャリア」の運営を通じて100社以上の保険代理店と共同募集を行ってきた経験をもとに、共同募集およびリーズ配信の効率化と成約率改善を実現する案件配信システム「MCマーケットクラウド」を展開している。本システムは、圧倒的な使いやすさと独自の専門家スコア機能・分析機能により、業務効率と成約率の課題を同時に解決するソリューションとして高い評価を得ている。
MCマーケットクラウドの展開を進める中で、大手のマーケットホルダー(案件配信企業)からは、システム導入と同時にコールセンターなどのBPOも含めた包括的なサービス提供を求められるケースが増加していた。こうした市場ニーズに応えるため、Wizleapは保険業界におけるBPO事業のパートナーを模索していた。
一方、TMJは保険業クライアントからの業務を多く受託し、BPO事業者として保険業界における業務効率化とCX向上に関する豊富なノウハウを有している。特に保険業界における「共同募集」では、相談者の募集/案件提供を行う企業と保険代理店間のやりとりが煩雑化し、双方の業務負担が課題となっていた。この状況は、相談者にとっても面談調整の遅延や、ニーズと合わない担当者とのマッチングなど、顧客体験(CX)上の課題を生み出している。
WizleapのMCマーケットクラウドによるデジタルソリューションとTMJの保険業界向けBPOノウハウを組み合わせることで、クライアントに対してより包括的かつ高品質なサービスを提供できると判断し、今回の協業に至った。両社は、この協業を通じて相互の顧客紹介によるビジネス機会の拡大と、それぞれの専門性を活かした高度なサービス提供を目指す。同時に、業界全体の生産性向上と、適切な保険代理店への案件提供による相談者のCX向上を共同で推進していく。