〔2011/6/27〕オプト・エス・ピー、コールセンター向け通話録音システムのセキュリティを強化

 オプト・エス・ピーは、コールセンター向け通話録音システム「Oreka」のセキュリティ対策を強化したバージョンを発表した。
今回のバージョンでは、クレジットカード業界の基準であるPCIDSS(PCIデータセキュリティ基準)に実装基準を置き、録音データを保護できる。Orekaサーバ自身にファイアウォールを搭載し、必要なパケット以外すべてを遮断できる。また、Linuxサーバで動作するソフトウェアベースの通話録音システムなので、オプションとしてアンチウイルスソフトを組み込んでの提供が可能。
音声ファイルを暗号化保存する機能を搭載しているほか、ファイルシステム全体を暗号化して2重にデータを守ることができる。暗号化された音声データはOreka以外では再生できないため、音声データ流出時にも機密情報を保護できる。
使用者ごとに一意のIDを付与し、使用者/グループごとに、操作権限やアクセスポリシーなどを詳細に設定できる。また、使用者が行なった操作すべてを監査ログとして保存し、すべてのアクセスを追跡・監視できる。


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