〔2011/7/4〕日本エルダリーケアサービス、クラウドシステムを活用した日本初の夜間対応型訪問介護オペレーションセンターを開設

 指定訪問介護、通所介護を行う日本エルダリーケアサービス(本社:東京都世田谷区、森薫社長)は、 7月1日より、CTIを利用した、夜間対応型訪問介護事業所「エルダリーケア24」を西東京に開設した。
同センターは、同社のスタッフが開発したケア24コールシステムを取り入れた夜間対応型訪問介護の事業所で、高齢や介護を必要としている被介護者(以下、利用者)が、24時間365日安心して生活できる基盤を整備する、クラウドコンピューティングシステムを活用した日本で初めてのシステム。
従来のシステムでは、利用者からの通報を受ける夜間対応型訪問介護のケアコール機とコールボタンは別であり、離れた場所でコールボタンを押しても話をすることができなかった。
ケア24コールシステムでは、利用者に貸与した携帯端末(ソフトバンクモバイルの「みまもりケータイ SoftBank 005Z」、以下「みまもりケータイ」)のボタンを押すと、ブロードバンドを利用したインターネットプロトコル電話(IP電話)とセールスフォース・ドットコムのクラウドコンピューティングシステムがネット回線で自動的につながる。事業所で対応するオペレーターのパソコン上に、あらかじめ利用者の心身の状況、その置かれている環境などの情報を表記させながら、従来のサーバ利用のコールセンターと同様に、利用者と会話することができる。オペレーターは利用者の基本情報や詳細情報、過去の通報履歴、サービス履歴を参考にしながら応対できるため、利用者の状況に合わせた適切な対応が可能となる。必要時には介護員を利用者の自宅へ派遣し、24時間365日利用者が在宅で安心して暮らしていくための自立を支援する。


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